元AKB48で女優大島優子(34)が第1子を出産したことが5日、わかった。公式サイトで夫で俳優の林遣都(32)と連名でコメントを発表した。

発表文では「あけましておめでとうございます。この度、私たちのもとに第一子が誕生いたしました。こうしてみなさまにご報告することができ、大変うれしく思います。母子共に健康で、家族そろって新年を迎えることができました。関係者の方々、親身にお世話して下さった先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。これからより一層、日々を大切に、引き続き、精進して参ります。1日も早く平和が訪れ、世界中の人々、幼い命が健やかな未来を歩んでいけることを心から願っています。2023年1月5日 林遣都 大島優子」とした。

大島は21年7月に俳優林遣都(32)との結婚を発表した。妊娠については昨年8月10日に公式サイトで報告。大島は「新しい命を家族として迎える喜びと共に、無事に生まれてくることを願い、日々を大切に過ごしております。これからもあたたかく見守っていただけたらうれしいです。今後とも、よろしくお願いします」とコメント。所属事務所も「現在、安定期に入っており母子ともに順調とのことです。今後の仕事に関しましては本人の体調に合わせて務めさせていただく所存でございます」としていた。最近はSNSの更新も11月を最後に止まっており、出産準備に入っていたものとみられる。

大島は子役を経て、06年にAKB48の2期生としてデビュー。中心メンバーとして活躍し、14年の卒業後は女優に転身した。昨年は映画「七人の秘書 THE MOVIE」、「天間荘の三姉妹」が立て続けに公開されたほか、3月には出演する「映画 ネメシス 黄金螺旋の謎」も公開予定。役者としても力を発揮しており、公私ともに順調な中で新たな命が誕生した。

大島と林は、12年の映画「闇金ウシジマくん」で初共演。その後、19年後期のNHK連続テレビ小説「スカーレット」で急接近し、約1年の交際期間を経て結婚していた。

 

◆大島優子(おおしま・ゆうこ)1988年(昭63)10月17日、栃木県生まれ。子役を経験後、06年4月1日にAKB48の2期生としてデビュー。選抜総選挙では10年、12年に1位に。14年6月9日にグループを卒業して女優に転身。15年の映画「紙の月」で日本アカデミー賞助演女優賞。趣味は旅行。152センチ。血液型B。

 

◆林遣都(はやし・けんと)1990年(平2)12月6日、滋賀県出身。中学の修学旅行で渋谷を訪れた際にスカウトされ芸能界入り。07年の映画「バッテリー」の主演で俳優デビューし、日本アカデミー賞、キネマ旬報ベスト・テンなど新人賞を受賞。11年WOWOW「コヨーテ、海へ」でドラマ初主演。趣味は野球、特技は書道。血液型O。