菜々緒(34)主演のフジテレビ系連続ドラマ「忍者に結婚は難しい」(木曜午後10時)第4話が26日に放送され、平均世帯視聴率が6・0%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回から7・0%、5・8%、6・2%だった。

平均個人視聴率は3・5%。初回から4・3%、3・3%、4・3%、3・4%だった。

菜々緒が演じる草刈蛍は「超実力主義」の甲賀忍者。一方、劇団EXILEの俳優鈴木伸之(30)が演じる夫の草刈悟郎は「超保守主義」の伊賀忍者。現在でも敵対し、ライバル忍者の末裔(まつえい)でもある2人が、お互いの正体を知らず結婚した。しかし、ラブラブだったのは最初だけ。お互いの正体がバレないように秘密を抱えながら送る生活の中で起こる夫婦バトル、隠密行動に暗殺事件!2人は家庭を取るか、一族の伝統を貫くのか。究極の選択はやがて、日本を揺るがす事件に発展する。

同作は「ルパンの娘」シリーズなどでユーモアミステリーの旗手として知られる横関大の最新作「忍者に結婚は難しい」(講談社)が原作の忍者ラブコメディードラマ。

第4話では、蛍がイベント会場を狙ったテロの際、仕掛けられた爆弾が爆発する直前に夫の悟郎が自分のことをかばったことに不審を抱く。悟郎は爆弾があることを知っていたのではないか、という疑念だった。一方、悟郎も蛍のカバンの中から爆弾を仕掛けた場所を記した地図を見つけ、蛍がテロに関わっているのではないかと疑っていた。2人はともに相手からさりげなく情報を引き出そうとする。

同じころ、伊賀忍者の音無祐樹(勝地涼)は、自宅のリビングで、イベント会場に設置した監視カメラの映像をチェックしていた。翌朝、伊賀の本部に報告書を提出しなければならなかったのだ。だが、映像を見ていた音無は何かに気づき焦り始める。夫の様子がおかしいことに気づいた妻の恵美(筧美和子)は「今日の爆発のこと?」と声をかけた。すると音無は「任務のことに口出しするな」と言い放って家を出ていってしまう。

あくる日、郵便局に出勤した悟郎は、郵便局長で伊賀忍者でもある熊沢治(六角慎司)から、音無が本部からの呼び出しを無視し姿を消したことを知らされる。伊賀の本部は、音無が第2の爆弾のことを知っていた1人であることから、彼が甲賀に爆弾のことを教えた内通者ではないかと疑っているらしい。一方、蛍のもとへは家を出て行ったきり連絡が取れない夫のことを心配した恵美が娘の杏(河野彩吹)を連れて訪ねてきた。