元AKB48で女優の太田奈緒(28)が3日、東京・シアター1010で、舞台「十五少女漂流記」(3日~6日ほか)ゲネプロ取材会に登壇し、同舞台への意気込みを語った。

夏休みに船旅を楽しむため「スルーギ号」に乗り込んだ少女達が突如遭難。無人島生活を余儀なくされた彼女たちが波乱を乗り越え、母国に帰り着くことを目指す物語。

フランス人のエンジニアの娘・ブリトニー役を務める太田は「原作、台本を読んで、子どもだけで困難を乗り越え、成長していく物語にドキドキわくわくの中にも、ハラハラしたり、いろんな感情がたくさんちりばめられていて、それを少しでも表現できればと稽古を重ねてきました」。

続けて「稽古期間から作品の中の『15人の女の子達』の力強さに、私自身パワーをたくさんもらっていました」とアピール。

初日に向けて「紗幕を使った演出だったり、ダンスや歌で表現してストーリーが進んでいく場面もあるので、注目していただけたらと思います。皆さんにも何かお届けできるように、キャスト、スタッフの皆さまと1つ1つ大切に重ねていきたい」と意気込んだ。

同舞台は東京公演のほか、23日、神奈川・海老名市文化会館でも上演する。

また、ウェル役を務めるAKB48の道枝咲(19)は新型コロナウイルス濃厚接触者のため、4日公演まで出演を見合わせることが発表された。