ダウンタウン松本人志(59)をアートから知ることができる展覧会「松本人志 なかみ展」(4月29日~5月5日、東京・台場のフジテレビ本社25階・球体展望室「はちたま」)が開催されることが、明らかになった。主催するフジテレビと吉本興業が5日、発表した。

同展覧会は、約10年前に松本がふと「自分の発想と緊張感が油絵と融合することで緩和が生まれ、見たことない作品が出来るのではないだろうか」と思いついたことをきっかけに、プライベートで美大生たちとの作品づくりを経験。松本の頭の中にある、磨けば光る“かもしれない”アイデアの原石をデッサンし、それをもとに美大生たちがアート作品として表現するという1つの「実験」を行った。

本展では、松本直筆のデッサンの原画をはじめ、それをもとに描かれた美大生たちの油絵約15作品を展示する。過去に制作された作品に加え、今回の展覧会に向け、新たなアイデアから生まれた新作も展示する。アートを入り口に、笑いの追求でもない、大喜利でもない、これまで誰にも見せてこなかった、松本のなかみに触れられる“かもしれない”企画展に注目だ。松本が出演する同局系「ワイドナショー」(日曜午前10時)でも、開催までの様子を追いかける。

松本は同局を通じ「絵は、好きなんでね。油絵って緊張感があると勝手に思っていて、自分の発想と緊張感が油絵と合わさったら、緩和が生まれて、見たことのない作品が出来るんじゃないだろうかって思って。でも、ちゃんとした技術的なことを誰かに習ったわけでもないから、僕の頭のなかを美大生たちに描いてもらいました。僕の頭のなかにあって、今まであまり人に見せてこなかった部分をこの機会に見てもらおうかな、と」とコメントした。