大学対抗女子大生アイドルコピーダンス日本一決定戦「UNIDOL」の冬大会決勝が15日、東京・Zepp HANEDAで行われ、全国61大学71チームの中から、早稲田大学の「夏目坂46」が優勝した。

女性MCを元モーニング娘。の女優、飯窪春菜(28)が務めたほか、シークレットゲストとして元juice=juiceの歌手、宮本佳林(24)が登場して約4000人が詰めかけた会場を沸かせた。

夏目坂46はNGT48の「渡り鳥たちに空は見えない」、日向坂46の「Cage」、わーすたの「ハロー to the world」、乃木坂46の「ここにはないもの」の4曲を披露。大人数を生かしたフォーメーションと、豊かな表現力で観客を魅了し、頂点をつかんだ。

シークレットゲストとしてステージに立った宮本はソロ曲「なんてったって I Love You」や、グループ時代の楽曲「『ひとりで生きられそう』って それって ねえ、褒めているの?」など4曲を披露した。出場者について「何年も練習しているハロー!プロジェクトのメンバーですら前に出ることもあるのに、フォーメーションはすごくきれいだし、衣装も手作りで温かいと感じました。すごく夢のあるステージだと思いました」と語った。

「UNIDOL」は12年から始まり、今回で19回目を迎えた。全国5エリア(北海道・関東・東海・関西・九州)で予選を開催し、年間2万人以上を動員する日本最大規模の学生イベントで、今大会には計61大学71チームが参戦。決勝には予選を勝ち抜いた15チームに敗者復活戦から残った3チームを加えた18チームが出場した。