女優門脇麦主演の日本テレビ系ドラマ「リバーサルオーケストラ」(水曜午後10時)の第7話が22日、放送され、平均世帯視聴率が6・7%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は3・8%だった。

第1話は平均世帯6・8%、個人3・7%、第2話は平均世帯6・6%、個人3・6%、第3話は平均世帯6・2%、個人3・6%、第4話は平均世帯6・3%、個人3・5%、第5話は平均世帯6・5%、個人3・6%、第6話は平均世帯6・3%、個人3・6%だった。

門脇は民放ゴールデン・プライム帯初主演で、元天才バイオリニストながら地味な市役所職員として働く主人公の谷岡初音役を演じている。谷岡がスカウトされる地元オーケストラ、児玉交響楽団の変人指揮者役として俳優田中圭も出演しており、映画「あなたの番です 劇場版」以来の共演に。ポンコツ交響楽団を一流オーケストラに大改造する爽快感抜群の音楽エンターテインメントドラマとなっている。

脚本はTBS系「最愛」、NHK朝ドラ「エール」などで知られ、音楽科を卒業してピアノ講師経験もある清水友佳子氏。作中ではクラシックの名曲、人気曲が多数登場し、門脇と田中がドラマの中で加わる「児玉交響楽団」には神奈川フィルハーモニー管弦楽団が全面協力。本物のオーケストラによる迫力満点の演奏シーンを届けている。

第7話では、突然のテレビ出演のオファーに三島(永山絢斗)の悪意を感じ、返事に迷う初音。だが、市長・修介(生瀬勝久)の勢いに負け、出演を受けてしまう。小野田(岡部たかし)からは、市役所を辞めて正式に玉響の団員になってほしいと誘われ、プロの演奏家になる覚悟を問われる初音。

しかし、三島の会見を発端にネット上で初音の過去が暴かれ、10年前のステージ逃亡を非難するコメントも…。心配した両親が谷岡家に帰ってくるが、同居中の蒼(坂東龍汰)に仰天!

一方の朝陽(田中圭)は、定期演奏会の交響曲を「ベートーベン交響曲第5番 運命」に決定。さっそく練習を始めるが、オーボエ・穂刈(平田満)の演奏に納得がいかない様子。

そんな中、朝陽は初音をある食事会に誘う。それは、藍子(原日出子)、三島、三島の父・光太郎(加藤雅也)も同席する、地獄のような食事会で…!?追い込まれた初音は、玉響メンバーとも衝突してしまい…。