明石家さんま(67)が28日、都内で行われた東京ドームシティ内に24年1月にオープンする新劇場の概要発表会見に出席した。

自身命名で、座右の銘の「生きてるだけで丸もうけ」の意味などを込めた劇場名「IMM THEATER」も発表。劇場のマネジャー役にも就任した。肩書は「マネジャーにはなりたくないけど、それっぽい動きをする」として、「DM」(Don't Manager)とするという。来年1月のこけら落とし公演出演が予定されていることも明かした。

さんまは劇場名へ込めた思いについて「生きているだけで丸もうけ」の英語の頭文字のほか、「劇場は変わるということで、自分の人生に当てはめた『IMM』を自由につくってもらったらいいかな」と語った。DMの肩書については「私の命令でグラビアアイドルとかに次長課長の河本(準一)にDMを送らせているので。DMという響きがいいなと思った」と笑わせた。

劇場は芸人の公演以外でも使用されるが「この劇場からスターを出したいのは事実です」と語り「劇場は自分が育った場所なので。テレビではコンプラ問題とかで言っちゃだめなことが多くありすぎて。劇場はまだテレビよりも言えることは言える場所だと思う。そこで、自分の育った場所で、またやりたいという気持ちです」と力を込めた。

劇場はさんまも所属する吉本興業ホールディングスのグループ会社、LIVE FORWARDと東京ドームが提携し、同シティ内の東京ドームホテル前の敷地に建設するもの。昨年12月に着工し、工事が進められている。地上2階建てで、収容は約700人。設計・施工を竹中工務店、運営をLIVE FORWARDが担い、見やすさはもちろん、オンライン配信にも幅広く対応した仕様となるという。劇場名はさんまの地元奈良県にある薬師寺の安田暎胤長老が揮毫(きごう)し、ジミー大西のイラストで彩られる予定。さんまは「古風でカラフルにすることが目的です。どういう組み合わせになるのか楽しみ」と語った。

会見には東京ドームの北原義一会長、吉本興業ホールディングスの岡本昭彦社長も出席した。

 

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