NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜午前8時)の第108話が7日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、舞(福原遥)たちのデザインパンチングを利用した照明の製品化には我妻(久保田磨希)の協力が不可欠だが、見込みのないものの試作はできないと取りつく島もない。そんな我妻に対し舞は、自分の持つ技術の知識を駆使して説得を試みる。我妻も舞の知識力を認めるが、どの工場も生き残るだけで精いっぱいだと言う。舞は、今の状況を変えるためにも誰もやっていないことに挑みたいと、我妻の説得を続ける。説得は実り、ランプの試作をしてくれることになった。

一方、久留美(山下美月)は舞にドクターヘリに乗るフライトナースになって、救命救急の看護をきわめるために、長崎の病院に行きたいと目標を明かす。しかし久留美は父・佳晴(松尾諭)のことも気にかかっていた。そこに酔っぱらった佳晴が現れる。

博多大吉は朝ドラ受けで「昼から飲んでるパターン」と言うと、華丸は「あれは怒られる。心配しているところに酔っぱらって帰ってくるんだから」と応じた。

さらに華丸は「やめてください。放送前にあれは売れるかどうか…言ってましたよね」と大吉に振ると、大吉は「本当に販売するなら2万9800円ぐらいだろうなと思って」とランプについて話した。鈴木奈穂子アナウンサーも「すごい技が入ってますから…いくらだろう」と興味津々。

さらに華丸が「言ってましたよね、綺麗にああやって映像映るのはよっぽど天井が低いよねと」と話すと、大吉は「それはあなたが言いました」とツッコんだ。華丸は「心配だから。会社立ち上げたばっかりだから、あれが売れなかったら終わりだから」と言うと、大吉は「売れることを祈りながら参りましょう」と言って締めた。

同ドラマは時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧(だこ)」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。