人気アイドル育成ゲーム「アイドルマスター」の総合プロデューサー、坂上陽三氏が3月末をもって退任することが22日、公式サイトで発表された。

坂上氏は2005年のアーケード版「アイドルマスター」から同シリーズに携わり、18年に渡って総合プロデューサーとして活動してきた。“ガミP”の愛称でファンにも親しまれたが、「このたび、2023年3月末をもって総合プロデューサーを退任いたします」と報告。「なぜこの時期に突然と思われるかもしれませんが、元々は2020年の15周年を一つの節目として考えておりました」といい、新型コロナウイルス等の影響で先延ばしになっていたが、「今年に入り、ようやく落ち着きをとりもどしつつあることを受けて退任することとしました」と説明した。

「当初はここまで長く愛されるコンテンツになるとは考えていませんでした」という坂上氏だが、「何分、色々なことが手探りで紆余曲折してはご迷惑をおかけしました。しかしながら、多くのプロジェクトメンバーが熱心に取り組むことで、新たなブランドが生まれて成長することができました。なによりもここまでこれましたのは時に厳しく、時に温かく、最後は同じアイドルマスターのプロデューサーの仲間として支えてくださったみなさんのおかげです。本当に、本当にありがとうございます」と感謝の言葉をつづった。