タレント向井亜紀(58)三船美佳(40)が、25日に生放送されたテレビ朝日系「朝だ!生です旅サラダ」(土曜午前8時)をもって、番組を卒業。2人は、エンディングでは進行の神田正輝(72)から「卒業証書」を渡され、感極まった様子だった。

この日は「旅サラダ30年史!」と題し、冒頭から過去のVTRを放送。93年4月の番組開始時から出演してきた向井は「病気して40回休んじゃったんですけど、18回手術して。子どもに『ママのおなか線路みたい』って。私が本当に弱っていた時もこの番組はずっと待ってくれていた」と感極まった様子で感謝の思いを口にした。

思いを受けた神田は、同時に卒業する三船も見やり「向井は30年頑張ってくれて、美佳は14年。まだ泣くのは早い」と笑わせて、スタートした。

向井は卒業スペシャルとして、ハワイロケに行き、この日はその模様を放送。ロケを振り返りつつ、エンディングに入り、向井と三船の「卒業式」コーナーが設けられた。

まず、三船が証書と花束を受け取り、泣き笑いの顔で「ありがとうございましたっ!」。続いて向井が渡され「うわーもう、本当に感謝しかないです」と感謝。病気で「自信を失って心がぺっちゃんこになっちゃった時に、ここに行きたい、この番組が大好きっていう気持ちが励みになって、復活することができた」と振り返り、感謝していた。

放送30周年を迎える同番組は、向井と三船が卒業し。4月1日から松下奈緒が新レギュラーに加入する。