韓国の6人組ガールズグループ「IVE(アイヴ)」の日本人メンバーレイ(19)が一時的に活動を中止すると11日、グループの公式サイト(ファンカフェ)で発表された。

今回の報告では「健康状態及びその後の活動への参加についてご案内いたします」とし、「レイは最近、胸のドキドキや息苦しさなどの体調異常症状を感じて病院を探して相談や検診を受け、治療と安定が必要だという医療スタッフの所見を受けました」。

そして「専門医療機関の所見を踏まえて、レイと十分な議論の後、健康回復のための一時的活動の中止を決めることになりました」とした。その上で「ファンの皆様に急なお知らせでご心配をおかけして申し訳ございませんが、当社はレイが治療に集中して安定を取れるよう最善を尽くします」と記された。

IVEは10日、初のアルバム「I've IVE」を発売。同日に記者会見を行ったが、レイは体調不良のためフォトセッションで退席したと韓国メディアが報じていた。9日には韓国の音楽番組「ミュージックバンク」の収録のため、パリに滞在していた。

同グループはIZ*ONE出身のユジン、ウォニョン、そしてガウル、リズ、イソ、日本人メンバーのレイの6人で構成され、21年12月に「ELEVEN」で韓国デビュー。昨年8月に発売された3枚目のシングル「After LIKE」は、ミリオンセールスを突破。10月に日本デビューし、昨年末の「NHK紅白歌合戦」に初出場した。

グループ名は「I HAVE=IVE」を意味し、「私、そして私たちが持っているものを、IVEらしく堂々とした姿で見せる」という決意が込められている。