元宝塚歌劇団月組トップで俳優の天海祐希(55)が15日、大阪市北区のカンテレで、フジ系主演ドラマ「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」(17日スタート、月曜午後10時)の取材会を開いた。

天海は前日14日から大阪で主演ドラマのキャンペーンで各所を回り「バタバタして、現場とホテルの往復になってしまうのが残念なのですが、大阪に来たらイカ焼きが食べたいんですけど、なかなか…」と告白。来阪時の“お約束”はイカ焼きだと明かした。

もともとは「宝塚に来た時に、同期の子が買ってきてくれて、それを食べた時の衝撃がすごくて、こんなおいしいものがあるのかと思って。それから、あの大好きですね」と、とりこになった理由を語った。

また、同じカンテレ制作の関西ローカルバラエティー「マルコポロリ!」にも言及。大阪でのエピソードを聞かれると、迷わず「ポロリバス!」と答えた。

同番組の人気コーナーで、実は、天海が最多出演。昨年、番組内で三浦マイルドが「酔っぱらって転んで頭を打って、救急搬送されてる時の写真」を「魔よけ」として贈られたことがあった。

すると、当時は舞台「薔薇とサムライ2」の公演中だったため、「すべての稽古場、会場。富山、新潟、大阪、東京と全部、持ってったんです。そしたら、1人の(新型コロナウイルス)感染者も出ず、全員無事に千秋楽を迎えられたんです」。絶大な“魔よけ”効果に驚いたと明かした。

「これ、合理的にありえなくないですか? ちょっとひどく、はやってた時期だったんですよ」

100人規模のスタッフもいたが、感染者が1人も出ない奇跡に驚いたといい「これ、マイルドさんのおかげですから、これすごいと思います」と感謝していた。

ドラマでは、元弁護士で頭脳明晰(めいせき)な探偵、上水流涼子にふんし、IQ140を誇る相棒、貴山伸彦(松下洸平)と、あり得ない手段で依頼を解決していく。