井ノ原快彦が主演するテレビ朝日系ドラマ「特捜9 season6」(水曜午後9時)の第7話が17日に放送され、平均世帯視聴率が9・6%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・5%だった。

前回の世帯は9・6%、個人は5・6%。

18年にスタートした人気シリーズの第6弾。井ノ原演じる特捜班主任の浅輪直樹を中心に、個性派刑事が難事件解決に挑む。

◆第7話のあらすじ

浅輪直樹(井ノ原快彦)は、“伝説の鑑識”の異名を持つベテラン鑑識官・猪狩哲治(伊東四朗)から呼び出され、相談を受ける。聞けば、先日、警視庁が公開している身元不明遺体の似顔絵を見たという女性・関口エリ(宮田早苗)が、「どういうことか説明してほしい」と、猪狩のもとに抗議にやって来たという。エリは、猪狩が5年半前に描いた“旅先死亡人”の女性の似顔絵が、行方知れずの娘・萌絵(工藤遥)にそっくりだが、萌絵は生きているはずだというのだ。

エリによると、萌絵は10年ほど前、劇団女優を志して家出同然で上京。エリは8年前、内緒で公演を見に行って以来、娘とは会うことも声を聴くこともしていないが、毎年、エリの誕生日には萌絵からプレゼントと直筆の手紙が届くという。

萌絵は生きているのか、それとも彼女の死を隠したい第三者が萌絵だと偽って、エリに手紙を送っているのか。猪狩に真相究明を頼まれた直樹は、アメリカ研修から帰国したばかりの鑑識官・佐久間朗(宮近海斗)の協力のもと、捜査を開始する。直樹と佐久間は、手がかりを求めて萌絵が所属していた劇団を訪ねるが、代表の松島信人(おおたけこういち)、劇団出身の声優・小川奈央(北原里英)は、萌絵は6年前に理由も言わずに劇団を辞めたと証言、それ以来、行方を知らないと話す。