みちょぱこと池田美優(24)と大倉士門(30)夫妻が22日、都内で行われた米映画「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」大ヒット公開記念イベントに、22年10月の結婚後、公の場に初めてツーショットで登場した。

池田が登場早々「2人で結婚してから公の場に出るの初めてだ! 変な緊張感がある」と言えば、大倉も「そうだ!」と声を大にした。

池田は「ワイルド・スピード」シリーズの大ファンで、21年の前作「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」に続き、今作でも声優を務めた。今作では、故ポール・ウォーカーさんの娘メドウ・ウォーカーの日本語吹き替えを担当。「前回に続き、やらせていただき…ウォーカーさんの実の娘、メドウさん。大事な役だったんですけど(演じてみて、見た人から)気付かないと言われる」と胸を張った。

池田が、なかやまきんに君(44)から「エンドロールで気付いた。役に入りきって」と声の演技を褒められると、大倉は、池田と一緒に夫婦で試写を見た際の思いを吐露。「ずっと、ずっと、ドキドキしてて…身を寄せ合った。言葉こそ、短いけど長く感じた」と明かした。

池田は「キャビンアテンダントさん役。難しいけど大役だった。作品、好きなのでつぶしたくなかった。大好きな作品に関われて、うれしかった」とアフレコに込めた熱い思いを語った。自身も作品のファンの大倉は「いつでも準備できてます」と日本語版声優に意欲を見せた。

「ワイルド・スピード」シリーズは、01年の第1作「ワイルド・スピード」から22年、世界累計興行収入9000億円を超える映画史を代表する一大シリーズ。ドム(ヴィン・ディーゼル)のファミリーは世界の至るところで幾多のミッションを、絶体絶命、不可能と思われる、いかなる状況下でも敵の裏をかき、勇気と愛と信頼を貫き乗り切ってきた。「-ファイヤーブースト」は最新の10作目で、シリーズ史上最も凶悪な、最狂の敵ヴィラン・ダンテ(ジェイソン・モモア)と対峙(たいじ)。12年もの時をかけてドミニクたちファミリーへの苛烈な復讐(ふくしゅう)計画を練っていた。19日から全世界同時公開され、公開から3日間で興行収入9億8000万円と、最高のスタートを切っている。