サッカー元日本代表でタレントの大久保嘉人(41)が41歳の誕生日の9日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)のコーナー「明治チョコレート効果presentsヒロシと朝から健康ライフ」にゲスト出演した。

史上初の3年連続Jリーグ得点王(2013~15年)、J1最多得点記録保持者(191点)の他に、イエローカード通算最多104枚、レッドカード日本人最多位12枚(歴代最多はストイコビッチの13枚)、J1通算最多シュート数記録保持者(1141本)と、Jリーグの歴史の中で数々の金字塔を打ち立てた。

先月15日に行われたJリーグ30周年記念イベント「明治安田J30ベストアウォーズ結果発表」で司会を務めた、パーソナリティーの生島ヒロシ(72)から「今、振り返るとどうですか。現役時代」と聞かれると、大久保は「楽しかったですね。21年間やったんですけど、いい時って3年間くらいしかないんですよ。あとは全部苦しかったんで…。でも楽しく終われましたね」と笑顔を見せた。

生島が「苦しい時の方が多いんでしょうね」と質問すると、大久保は「そればっかりです。結果を出さないといけないし…。1試合点取らなかっただけで『あぁ、もうダメだ』って言われるんですよ。だから次の試合、絶対取らないといけないっていうプレッシャー。試合でシュートを外した時とか…1週間空くじゃないですか。その1週間、最悪です。次の1週間楽しく過ごすためには、次の試合で点を取らないといけないんで。それの繰り返しでしたね」と現役時代の、他人には言えない苦しみを語った。

生島は「なるほど。すごくいい話だな~。こういう話を、あんまりサッカーの選手としたことなかったけれど。なるほどね~」とうなずいた。

その他、引退後の生活のリズムや夫婦の子育て法、カタールW杯での筋トレ話などで盛り上がった。

大久保は16日にも出演する。