米ネバダ州などで4月30日から5月1日にかけ、未確認飛行物体（UFO）やエイリアンのような生物を目撃した、などの複数の情報が寄せられ、地元警察が出動していたことが分かった。FOXニュースなどによると、ラスベガスでは先月1日午前0時半頃、何らかの物体が墜落し「裏庭に身長2・5～3メートルの緑色のやせたエイリアンのような生き物がいた」との通報があった。目撃者はユーチューブの動画で「目を見つめると体が固まって動けなかった。奇妙な顔をし、大きな足や目や口を持っていた。大きくて深い呼吸音が聞こえた」などとも語った。

現場に急行した警察官は周辺を捜索したり聞き込みをしたが、現時点で真偽は不明という。ただ、この通報の少し前には、別の警察官のボディーカメラにも夜空を横切る緑色に輝く謎の光が映っていたとも伝えている。米流星学会によると、カリフォルニア州東部やアリゾナ州、ユタ州など近隣の地域でも少なくとも21人が同様の光を目撃していたという。（ロサンゼルス=千歳香奈子通信員）