乃木坂46早川聖来(22)が16日、公式ブログを更新し、8月末をもってグループから卒業することを発表した。卒業後は芸能界から引退するという。

「私、早川聖来は乃木坂46を卒業し、芸能界を引退します」と報告。「心残りがないと言えば嘘になります。大好きな仲間、可愛い可愛い後輩達、そして愛おしく、大切で、かけがえのない私の大好きなファンの皆さん。心残りがないわけがありません」と率直につづった。

「この乃木坂46でいろんな景色を見続けたい。そんな気持ちでいっぱいでした。そして、例え小さくても私にしかできないこと、私だからこそできたことを成し遂げたんだと、誇りを持つことができました」とし、「そんないつの日からか、卒業というものをずっと考えていました。『乃木坂46 早川聖来』の芸能界という世界での生活はあと少しで終わりになります」と説明した。

さらに「ですが人生とは、こうやって短編小説の連続で『私』という本が出来上がるのではないかなと思います。だから私は、これからも『私』という人生のページを進めていきたい」と先を見据えた。「もっともっと大変なことがあるかもしれません。でもそんなことすら、乗り越えた先には素敵なものがあると学んだからこそ、ワクワクする気持ちになります」と記し、「だからこそ長い人生の第一章目を、私は達成感を胸に卒業することができるのだと思います」とつづった。

「私は『私』という物語の途中で少し立ち止まり、『乃木坂46』という物語のページを開く時があると思います。その時、私はきっと笑顔だと信じてください」と伝えた。「活動は8月末頃までを予定しています。そして、全国ツアーの参加は7月13日の地元である大阪公演で最後にさせていただきます」と明かし、「大阪で最後になってしまいますが、現在とあるお仕事をさせていただいています。8月末頃に皆さんにお届けできると思いますので、楽しみに待ってていただけると嬉しいです」と呼びかけた。

早川は18年11月加入の4期生。「せーら」などの愛称でファンから親しまれている。21年6月のシングル「ごめんねFingers crossed」で初選抜入りし、最新シングル「人は夢を二度見る」でも選抜メンバーとして活動している。昨年7月から10月まで、体調不良で活動休止していた。

先月21日、早川はNHKラジオ第1「らじらー!サンデー」で、ライブの演出を手がけたSEIGO氏から暴言を受けていたと告白していた。卒業は先月21日よりも前から決まっていたという。同23日、乃木坂46は7月からスタートする全国ツアーで、演出家を変更すると発表していた。