山田裕貴(32)が主演を務めるTBS系連続ドラマ「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」(金曜午後10時)最終話が23日、放送され、平均世帯視聴率(関東地区)が7・1%だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・2%だった。

同作は、都心へ向かう電車の車両が突然未来の世界にワープし、乗客のサバイバル生活が始まるというオリジナル作品。山田はゴールデンプライム帯(GP帯=午後7時~同11時)連ドラ初主演作品となる。

第10話では、5号車の元乗客たちは事実ではないことがネット上で拡散され、苦境に立たされる。原因不明の手の震えに苦しむ直哉(山田裕貴)や、あらぬ誹謗(ひぼう)中傷で休職を余儀なくされた優斗(赤楚衛二)もまた、「こんな世界、もう終わればいい」と思うほどの絶望の淵にいた。

しかしその頃、物理学教授の蓮見(間宮祥太朗)は、地球環境を激変させる小惑星の衝突について、新たな事実をつかんだ。そんな中、5号車のメンバーが集まる対策会議に連れてこられた直哉。そこには久々に顔を合わせる紗枝(上白石萌歌)の姿もあった。

そして一同は、意を決した米澤(藤原丈一郎)の発案で1本の動画を公開することに。するとその動画をきっかけに、事態は思わぬ方向へと動きだしていく。