元AKB48/NGT48のメンバーで女優の北原里英(32)が5日、YouTubeチャンネル「きたりえチャンネル」を更新。小説家としてデビューすることを発表した。

北原は「このたび、小説家デビューが決まりました!」と、自身初の小説となる「おかえり、めだか荘」(KADOKAWA)が8月30日に発売されることを報告。2年ほど前に所属事務所のマネジャーから、KADOKAWAが小説を書けるタレントを探していることを伝え聞き、「文章書くのがすごい好きだし得意だから挑戦してみないか」と勧められたのがきっかけだという。短編を2作品ほど書いて送ったところ、同社側から「一緒にやりませんか?」と打診を受けたと経緯を説明した。

北原は「初めての執筆活動だったので、何からやっていいのかも分からなかった」というが、アイドル時代のメンバーたちとの共同生活や、フジテレビ系リアリティーショー「テラスハウス」に出演した経験から、恋愛や結婚、仕事などに悩むアラサー女性4人がルームシェアをする中で成長していくという、4つの短編からなる物語を書き上げ、「今のこの自分にしか書けないものが書けたんじゃないかなと思っています」と自信をのぞかせた。

執筆は「孤独な戦いだった」と振り返りつつ、「頑張った作品ですから、もう本当たくさんの方に読んでいただきたいです。特に私と同世代の20代後半から30代前半のアラサーと呼ばれる女性たちには絶対にどこか刺さる部分がある作品になっていると思いますので特に読んでいただきたい」とアピールした。

北原は08年にAKB48の5期生として加入し、15年にNGT48にキャプテンとして移籍し、18年に卒業。プライベートでは21年9月に俳優の笠原秀幸と結婚した。