モーニング娘。やAKB48らを育てた振付師でダンサーの夏まゆみさんが先月21日、がんのため死去した。61歳。遺作となった3月発売の著書「人はいつでも、誰だって『エース』になれる!心とからだが輝く72の言葉」を出版したビジネス社が6日、公表した。

元モーニング娘。の市井紗耶香(39)が一夜明けた7日、SNSを更新し、夏さんの元に弔問に訪れたことを明かした。市井は「夏先生 お知らせが届いた瞬間から涙が止まりませんでした。ご家族、スタッフ皆さまの温かさに甘えさせていただき先日弔問に伺わせていただきました。不思議と、夏先生がそこに立っているような気がして、また、涙が出てきて…『市井ー!泣くなよー!』そんな声も聴こえた。寂しくするのは先生好きじゃないから夏先生が好きだったシャンパンとワイン、向日葵のお花を用意して、ご家族と献杯を捧げました」と弔問の際の様子を振り返った。

そして「夏先生の匂い、空気がふわふわと舞い降りているような感覚で、『来てくれて嬉しい、ありがとう』と言われているような温かさを感じました。『なつ、いるねぇ』って、ご家族とあたたかな空気が流れてました。きっと先生、踊っていたんだろうなぁと感じます」と、弔問の際に夏さんの存在を感じていたとつづった。

市井はインスタグラムに、夏さんとのツーショットや生前の夏さんの動画を投稿。「夏先生、先生からどれだけの愛を注いでもらったでしょうか。計り知れません。たくさんのやさしさ、深い愛、お叱りを受けた時もあった。けれどそこには沢山の気づきを与えていただきました。いつだって全力で、ここにあるすべてを与えてくれました。愛すること、許すことを教えてくれました。夏先生から託された想い、まだまだ発展途上な私ですが一生懸命、やり遂げます。夏先生、大好きな夏先生、ずっとずっと、大好きです。沢山の愛をありがとうございました。これまでも、これからも、夏先生の愛を感じます」と感謝の思いをつづった。