日向坂46森本茉莉(19)と山口陽世(19)が12日、東京・サンシャイン劇場で、ダブル主演する舞台「幕が上がる」の初日を迎えた。舞台初挑戦で初主演となる。ゲネプロ前の写真撮影を終え、森本は「今日から千秋楽まで頑張ります」と笑顔。山口も「キャストの皆さんと全員で最後まで乗り切りたいと思います」と意気込んだ。

12年に出版された劇作家平田オリザ氏の小説が原作。高校の演劇部をテーマにした青春ストーリーで、森本は部長のさおりを、山口は親友で看板女優のユッコを演じる。

森本は「こうして皆さまに舞台『幕が上がる』をお届けできることすごく嬉しく思います! 楽しみに待っていてくださった皆さま、たくさん支えてくださったキャストやスタッフの方々に感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。ドラマや映画などの経験もなく「お芝居に触れるのは初めてで、役を生きる難しさやどういった感情を乗せればいいのかなどさまざまな壁にぶつかりましたが、これまで積み重ねてきたことを信じて頑張ります! 演劇の楽しさや高校生の勢いをお届けしたいと思います!」と誓った。

山口は「初めての舞台で初めてのことばかりだったのですが、キャストの皆さまにたくさん支えていただきながら稽古をしてきました!」と感謝。「稽古してきたことを意識しつつその時の新鮮な感情の動きや会話をしたいなと思います! 観てくださる皆さんにこの素敵な作品を最高の形でお届けします! ユッコ頑張ります!」と伝えた。

舞台は17日まで上演。浜浦彩乃、高井千帆、劇団4ドル50セント宮地樹、田野聖子、片山萌美、なだぎ武、酒井敏也らも出演する。