演出家、脚本家の三谷幸喜氏(62)が15日、同局系情報番組「情報・7days ニュースキャスター」(土曜午後10時)に出演した。12日に急死したタレントのryuchell(りゅうちぇる=27)さんについて言及した。

「僕もモノをつくって発表する人間だから、ひどい中傷もあるんだけど。毎回それを味わうと、世界中の敵になってしまうと感じる。本当はそうじゃないんだって立ち返らんなきゃいけない。そのときにある言葉があるんでお伝えしたい」と「Silent majority 静かな大衆」と自筆で書いたスケッチブックを持ち出した。

「静かな大衆、これに対し」と言って、スケッチブックをめくるとそこには「noisy minority にぎやかな少数」と書かれていた。

「どういう意味かというと、『にぎやかな少数』と訳したんですけど、決して多くの人が言ってるんじゃないよ、ほんのちょっとの人たちがちょっと大きな声で騒いでいるだけだよ、っていうのを表した言葉。みなさん、これを覚えておいてください」と語った。

安住紳一郎アナウンサー(49)は「創作活動とかしていると、否定的な人がいて。少数だと分かっているけど、その言葉に引っ張られてしまう。アンテナの感度が高い人だからこそ」と話した。三谷氏はさらに「マイナスの言葉は強い、そっちに引きずられる」と続けた。

 

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