女性デュオ「夏海姉妹(なつみしまい)」が、作曲家筒美京平さんの未発表曲「ホテル砂漠」で9月6日に歌手デビューすることが26日、分かった。

2020年(令2)に80歳で亡くなった筒美さんは、作品総売り上げ7500万枚以上で、日本の作曲家歴代1位のヒットメーカー。作詞は150万枚超のいしだあゆみ「ブルー・ライト・ヨコハマ」(68年)、平山みき「真夏の出来事」(71年)、小林麻美「初恋のメロディー」(72年)などでコンビを組んだ橋本淳氏(84)という。

「ホテル-」は10数年前に作られたが、ここまで音源化されていなかった。軽快なロック調のリズムで、男と女の秘め事を歌い上げる“ビート演歌”。ポカスカジャンの大久保ノブオ(56)がプロデュースして“ストリッパーの夏海愛”と“温泉芸者の夏海ジュン”がエロチックに歌い上げる。

2人は「どこか懐かしい感じも、新しい感じもする私たちのデビュー曲。歌と一緒に振り付けも楽しんでください」と話している。

カップリングはシンガー・ソングライター町あかり(32)が作詞・作曲の「ハーブみたいな恋」。