TBS安住紳一郎アナウンサー(50)が6日、レギュラーを務めるTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜午前10時)を途中退席した。

安住アナは番組冒頭からガラガラ声で「おはようございます。8月6日、日曜日、朝10時になりました。安住紳一郎です」とあいさつ。声について「ただ事ではないなという感じになっていますが。朝起きたら急に声がこんなガラガラになっていまして。お聞き苦しく申し訳ないという、その一言です。今日は2時間、この声にお付き合いいただきます」と伝えた。

共演のフリーアナ中澤有美子から「喉の痛みなどは」と心配されると、「全容はつかめていないんですけど。私、体温計はずっと持ち歩いているので。今測ってみたいと思います。ちょっと脇の下に入れますよ」と自ら実況。測定の結果は「36度3分。これでは帰れませんね」と笑いを誘った。

番組開始から14分過ぎまでは出演を続けたが、声の不調は変わらず「ちょっとこれ2時間はきつそうですね。大至急、ピンチヒッターできる人、来てください。誰かいるかな。どうだろうか、いるかな」と呼びかけた安住アナ。「水彩画家の先生、いたでしょう。永山先生」と同番組ヘビーリスナーで出演経験のある画家永山裕子さんの名前を挙げ、助けを求めた。

そして番組開始1時間後、中澤が「緊急事態ということで、急いで駆けつけてくださいました。永山裕子さんです」と紹介した。永山さんは番組を聞いており、「まさか招集がかかると思わずに、ビックリしてズボンを履き替えました」と驚いた様子。中澤は「よくぞよくぞ、この短い時間にお支度なさって来てくださいました」と出迎えた。

番組終盤には、途中退席した安住アナのコメントが読み上げられ「今日はご迷惑をおかけいたしました。永山先生、いつも頼りにしています。先生が誰なのかよく分かっていない人が多いと思いますが、ネットで調べてください。少なくとも、急に呼びつけて来てくださる方ではありません」と“安住流”に感謝を伝えた。

永山さんは「安住さんもどうぞ静養なさってください」と呼びかけていた。