18日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜午後8時57分)が、今年6月に61歳で亡くなったダンスプロデューサーの夏まゆみさんを追悼し、残した数々の言葉を紹介した。

夏さんは、モーニング娘。のダンス、振り付けを担当していたことで知られる。結成当初、モーニング娘。はダンスに関しては素人集団。練習の中で出た「できません」という弱音が出た際、夏さんはこう切り返したという。

「できないじゃなくて、今できないけど練習します、と言いなさい、『できない』は禁止」

夏さんの著書では「『できません』だけは言ってほしくない。だって絶対できるから。それって、自分で自分の限界を決めてるってことだから。必要なのは、今はできなくても『やり続ける』ことなんだ」と解説している。

また、グループ内で実力差を感じ、自信を失うメンバーに対して投げかけられた言葉も紹介された。

「実力の差よりも、努力の差を感じなさい」

夏さんの著書によると「人はそれぞれ、違った能力を持っています。『私、何の取りえもない』、そう言ってすぐ肩を落としたあなたは、自分の持っている能力に気付いてないだけです。まずは投げ出さず、逃げ出さず、あきらめず最後まで努力して、自分の能力に気付いた人にだけ、輝く場所が与えられます」と解説している。