中村倫也が主演するテレビ朝日系ドラマ「ハヤブサ消防団」(木曜午後9時)の第6話が24日に放送され、平均世帯視聴率が9・6%(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・6%だった。

前回の世帯は8・8%で、個人は5・1%だった。

ヒットメーカー、池井戸潤氏の同名小説が原作。中村は山間の「ハヤブサ地区」に移住したスランプ気味の作家、三馬太郎を演じる。地元消防団に加入後、連続放火騒動や住民の不審死など怪事件に巻き込まれていく。

◆第6話のあらすじ

映像ディレクター・立木彩(川口春奈)の過去を受け入れ、交際をスタートしたミステリ作家・三馬太郎(中村倫也)。苦戦していた連載小説も最終回の評判はすこぶるよく、彩とともに過ごす何げない日々に幸せを感じていた。

そんな中、太郎は太陽光発電企業「ルミナスソーラー」の営業員・真鍋明光(古川雄大)が集落の一軒の家に出入りしているのを見かける。その家は、江西佑空(麿赤兒)が住職を務める随明寺に多額の寄進し、かつルミナスソーラーから土地の売却を持ちかけられている5軒のうちの1軒、つまり、太郎が次に放火のターゲットにされるのではとにらんでいた家のひとつだった。

その直後、太郎の背後に現れたのは消防団メンバーの山原賢作(生瀬勝久)。実は、賢作は3年ほど前から真鍋の姿をハヤブサ地区で見かけ、不審に思ってひそかに見張り続けていたらしい。

2人は消防団に集合をかけ、真鍋が連続放火に関わっているのではないかという推理を伝える。消防団員たちは次の放火の標的を探るべく、手分けして5軒に聞き込みを開始。太郎は並行して中山田にもルミナスソーラーについて調べてもらうが--その矢先、警告なのか、太郎の住む“桜屋敷”で炎が…。はたして消防団は次なる放火事件を防ぐことはできるのか。