女優黒木華(33)が、関東大震災から100年を迎える2023年度の「一般社団法人日本損害保険協会」の地震保険の新広報キャラクターに就任し、31日から放送される新CMに出演する。

1923年(大12)に関東を襲った未曽有の災害から節目の年。また黒木が2018年の大阪府北部地震で震度6弱を記録した大阪府高槻市の出身で、震災のリスクを説得力のあるメッセージとして共有できる人材であることから起用された。

CMは「『地震保険って、なんで必要?』篇」と題され、「なぜ、地震保険に入るといいんだろう?」という黒木さんの自問自答からスタート。傍らには、日本地図が描かれた大きなキャンバスが置かれ、その地図に重なるように、実際に過去に保険金を受給した人達から、それぞれの「暮らし」が地震保険によって守られたエピソードが語らる。受給者の声を聞いた黒木は、地震などの大きな災害が発生した後にも一人一人の大切な暮らしがあるという当たり前のことや、「もしも」のとき、暮らしを守るために必要なものは何なのか、という答えに気がつく、というストーリー。地震保険に対する漠然とした疑問から、「気づき」を得た瞬間までを、繊細に表現する黒木さんの表情の変化が見どころとなっている。

撮影では、窓から光が差し込むアトリエを模したスタジオセットと黒木の優しい雰囲気が相性抜群。あたたかな空気感に包まれた撮影現場で、黒木は撮影の合間にはエキストラの子どもに笑顔で手を振るなど、終始現場を和ませていたという。

3種類のウェブCMも公開される。