バスケットボール日本代表渡辺雄太(28)が8日放送のフジテレビ系トークバラエティー番組「まつもtoなかい」(日曜午後9時)にゲスト出演する。
先日の「FIBAバスケットボール・ワールドカップ」23年大会で多くの注目を集めた渡辺が、番組MCの松本人志(60)と中居正広(50)の2人と初対面&初トーク。芸能界きってのバスケ通である麒麟田村裕(44)も交えて、“日本バスケットボール界の未来を切り開くスター”の素顔を探っていく。
スタジオにはまず、田村が入場。バスケットボールという競技の解説役として、また渡辺のプレーのすごさを語るファン代表としてやって来た田村だったが、さっそく松本から「番組始まって以来、一番弱いゲスト」とイジられてしまう。そして、渡辺がいよいよ登場。W杯をテレビで観戦していたという松本&中居は、2メートル6センチの長身を実際に目の当たりにして、感激しきり。そんな2人に対し、渡辺は「松本さんと中居さんとのコミュニケーションから、刺激を受けたかった」と、今回の「まつもtoなかい」出演を決めた理由を語り、さらには中居にまつわる“あるモノ”を披露して2人を驚かせる。
渡辺は家族全員が元バスケットボール選手という“バスケ一家”に生まれ育った。高校生のときに史上最年少で日本代表に選出されるなど、早くから将来を期待され、高校卒業後はアメリカに留学。NCAA(全米大学体育協会)での活躍を経て、18年にNBAのメンフィス・グリズリーズと契約を結び、田臥勇太に次ぐ日本人2人目のNBA選手となった。そして23年7月には、フェニックス・サンズに移籍。NBAでのプレーは日本人最長となる6年目を迎えた。
また日本代表としては、中国で開催された19年のW杯、21年の東京オリンピック(五輪)に出場するも、全敗を喫して悔し涙をのんだ渡辺だが、先ごろ沖縄で開催された23年W杯では、チームをけん引する活躍を見せ、2024年パリ五輪への出場権を獲得。実に48年ぶりとなる“五輪自力出場”の立役者の1人となった。
番組では、渡辺が「1勝もできなかったら日本代表を引退する」と決意して挑んだ今回のW杯について、大会を終えた今の率直な心境や手応え、戦いを通じて感じた“世界の壁”などを明かすほか、松本と中居も好感を抱いたという、日本代表チームのトム・ホーバス監督の印象も語る。そしてさらに話は発展し、世界最高峰のNBAで日本人選手が活躍することの難しさ、大変さについて、田村の解説を交えながら徹底トーク。アメリカのスポーツ界におけるバスケットボールの地位の高さや、NBAトッププレーヤーの破格の年俸を知らされた松本&中居は、目を丸くしてしまう。渡辺がこれまでの5シーズンで味わってきたという挫折や苦労の思い出話も必聴だ。
また、休日の過ごし方など、渡辺のアメリカでの暮らしぶりについて深掘りしていくほか、渡辺が今一番好きだという日本のお笑いコンビが、サプライズでスタジオに登場。松本、中居、田村も一緒に皆でクロストークを繰り広げる。渡辺は、彼らが目の前に現れると、たちまちテンションアップ。「我々と会ったときと喜び方が違う…」と松本も苦笑いを浮かべるほど、とびっきりの笑顔で2人を迎える。「特にこの方たちのYouTubeがめちゃめちゃ面白いんです!」と渡辺が絶賛する、このお笑いコンビの正体は、果たして。
エンディングでは、松本&中居が「今日は渡辺さんの人柄がよく分かって、より好きになった」と口をそろえてた。日本を代表するバスケットボールプレーヤー渡辺雄太の、W杯裏話から個人的なお笑いの趣味まで、他では聞けない話が次々に飛び出す「まつもtoなかい」に注目が集まる。