7人組女性アイドルグループ、CANDY TUNEが18日、Zepp新宿で初ワンマンライブを行った。

冒頭から新衣装で登場し、5月配信のセカンドシングル「CATCH YOU」でスタート。サビで曲名とグループ名の略称「きゃんちゅー」を繰り返す中毒性たっぷりのポップチューンで盛り上げた。

南なつ(22)は「私たちのファンの方たちだけがこんなに集まってくださってうれしいです。まだまだ新しい人に出会うと思うので、輪を広げてこれからも最高のライブを作っていきましょう」と呼びかけた。

村川緋杏(23)は新衣装のこだわりも説明。「少し長めのスカートでビジュー(宝石のような装飾物)もつけたり、キャンディーもついています。レースもメンバーで違うパターンだったりします」と語り「いつもとは違う秋のきゃんちゅーに仕上げてみました!」と締めると満員のファンからは大歓声が起こった。

新曲も披露した。まずは18日配信リリースの5つ目のシングル「Twilight Dilemma」。レーザーなどを駆使したクールな演出でお披露目し、立花琴未(21)は「曲調も表現されていて、かっこよく仕上げていただきました。ありがとうございます!」と笑顔。福山梨乃(25)も「ワンマンならではの演出ができてとてもうれしいです」と喜んだ。

アンコールでは2つ目の新曲「必殺あざとポーズ」を披露したほか、「ナナイロプロローグ」の曲中には来年3月から4月にかけて東京、大阪、名古屋、福岡の全国4都市をめぐる初ツアー開催も発表。途中で曲が止まり、宮野が「ここで私たちからお知らせがあります」とツアー実施決定を知らせ「ツアーファイナルは、豊洲ピット!」と告知。客席からは大きな歓声が巻き起こった。

4月27日開催予定の最終公演を行う豊洲ピットは、スタンディングでは都内最大級となる約3000人収容の会場。小川奈々子(24)は「私たちにとってすごくすごく大きな会場です。でも、私たちとあめちゃん(ファンの総称)なら会場を埋める夢もかなえられると思います。絶対成功させたいですし、これからも日々たくさん頑張っていくので絶対来てください!」と呼びかけた。

「ナナイロプロローグ」の曲中から涙をみせていた南は「成長した私たちと、ここにいるみんなで4月27日、豊洲ピットで待ち合わせしてくれますか?」と問いかけ「絶対ここにいる全員とメンバー7人で再会しましょう。よろしくお願いします!」と語るとファンからは「おー!」と力強い返事が返された。

最後はこの日2度目となる「キス・ミー・パティシエ」を再び披露。エンディングでは豊洲ピット前などで撮影したメンバー7人の映像が流され、全14曲のライブを締めくくった。

CANDY TUNEはきゃりーぱみゅぱみゅら所属の芸能事務所、アソビシステムのアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」の第3弾として3月にお披露目。メンバー選考ではオーディションは行わず、元HKT48の村川らアイドル経験者を中心に紹介やスカウトなどで集まった7人で結成した。第2弾としてデビューし、TikTokでセカンドシングル「わたしの一番かわいいところ」が大人気となったFRUITS ZIPPERの後輩グループにあたる。