ナインティナインが28日、横浜アリーナでニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭」を行った。

岡村隆史は10日のテレビ番組収録中に右足アキレス腱(けん)を断裂して以降、初の公の場。冒頭は格闘技の選手入場のごとく、岡村が赤いマント、矢部が青いマントをまとってそれぞれ登場。岡村はギプス姿で椅子に座っており、そのまま2人で反町隆史の名曲「POISON」を熱唱した。

岡村は「こんなことになるなんて夢にも思ってなかったですからね」と語り、今回の公演も演出変更を余儀なくされたと明かした。

「今日までバタバタしながら何とか(演出が)固まりました」といい「本当はビッグサイズの靴下も買っていたんですけど、みなさんに見てもらおうと思って」と白いギプス姿のままステージ立った決意を語った。

12月24日には装具が外れる予定といい「みなさんにすてきなクリスマスプレゼントです」と語って笑いを誘う場面も。イベントラストには「今日はこれが精いっぱいでした。また動き回れるように頑張りますので。みなさん本当にありがとうございました」とあいさつし、矢部に特製の車いすを引かれながらステージをあとにした。

イベントには和田アキ子、伊藤英明、知念里奈、aiko、ロバート秋山竜次、ジョイマン、鈴木福、ニューヨークらがゲスト出演した。