歌手中森明菜(58)が11月8日発売のアルバム「林哲司50周年記念トリビュートアルバム サウダージ」に新録したセルフカバー曲「北ウイング-CLASSIC-」のティザー映像が31日、発売元のVAPの公式YouTubeチャンネルで公開された。明菜からメッセージや直筆コメントも寄せられている。

同曲は明菜の84年の代表曲「北ウイング」をゆったりとしたクラシックにアレンジ。ささやくようで明菜らしい強さもある久々の歌声が、シティ・ポップブームで人気が再燃している作曲家の林哲司の初トリビュートアルバムに収録された。

ティザー映像では明菜はアーティスト写真のみの登場にとどまるものの、林へコメントを送っている。「林さんへ この度はデビュー50周年、本当におめでとうございます。北ウイングという多くの方々に残る楽曲を頂き心より感謝申し上げます。林さんへ、心からの感謝をこめて。中森明菜より」と楽曲提供への思いを記した文面とともに「林さんへ 心からの感謝をこめて」との直筆サインも公開されている。

VAPは「明菜は、現在療養中にも関わらず、林哲司のデビュー50周年をお祝いしたいという本人の思いからトリビュートアルバムに参加。本作では、1984年に発表された自身の代表曲『北ウイング』を新録セルフカバーしている。ティザー映像では、今の中森明菜の歌声が一部聴ける」と説明している。

明菜新録の「北ウイング-CLASSIC-」は30日、ニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」(月~木曜午前8時)で全国初オンエア。放送時間帯にはX(旧ツイッター)に「#中森明菜」がトレンド入りした。

「林哲司50周年記念トリビュートアルバム サウダージ」には明菜のほか、杉山清貴、中西圭三、中川翔子&ヒャダイントライブ、上坂すみれ、Pii、GOOD BYE APRIL、松城ゆきのらが参加している。