スタジオジブリの映画音楽などで知られる作曲家の久石譲氏(72)が28日、都内で行われた、各分野で圧倒的に活躍した人をたたえるアワード「GQ MEN OF THE YEAR 2023」フォトコールに登壇し、2023年を振り返った。

久石氏は世界でもっとも長い歴史を持ち、クラシック音楽の最高峰レーベル「ドイツ・グラモフォン」と23年に契約。映画音楽を通じて人々を魅了してきた、作曲家・指揮者・ピアニストとしてのこれまでの功績をたたえ、「レジェンダリー・ミュージシャン賞」が贈られた。久石は「時代の先端を走る賞を頂けてうれしく思っています」。

2023年は年間の半分を海外で過ごしたと明かし「疲れはありますが、チャレンジ出来てうれしく思っています」。原動力は「うまくいっていない部分を次にクリアしよう、また次の課題を…という繰り返しです」とした。日本の音楽界へ「外へ出ることが大事」と言及し「いろんなものを見て聞いて、自分がどのあたりにいるかを確かめることが1番良い」と持論を展開した。

また、世界が注目する日本人デザイナー、桑田悟史氏が「ブレイクスルー・ファッションデザイナー賞」、ダイ版「花より男子」で主演を務めたBRIGHTが新設された「ベスト・アジアン・エンターテイナー賞」を受賞した。BRIGHTは「このような賞を受け取ることが出来て光栄に思います。僕の活動を認めてくださったことに感謝します」とコメントした。

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