ゴジラ生誕70周年記念映画「ゴジラ-1.0」(山崎貴監督)が29日、TOHOシネマズが北海道に初進出し、翌30日に札幌市内で開業するTOHOシネマズすすきのの、こけら落としとして上映された。

開業日の30日には、「ゴジラ-1.0」に加え、札幌市を舞台にした96年の映画「ガメラ2 レギオン襲来」(金子修介監督)も、北海道に初導入されたドルビーシネマで1日限定で上映され、同日から12月7日まで轟音上映も行われる。

山崎貴監督(59)は、ゴジラとガメラが初めて同日上映されると聞き「レギオン、メチャクチャ良く出来ていたから…うれしいなぁ。ガメラVSゴジラが札幌の地で実現するわけで…不思議ですね。ゴジラに勝って欲しいな」と喜んだ。

「ガメラ2 レギオン襲来」には、若き日の大泉洋(50)安田顕(49)、2人の所属事務所会長の鈴井貴之(61)も出演していたことで知られる。大泉は地下鉄で逃げ惑う人を演じたが、鈴井のミスでエンドロールでクレジットが省かれたことも知られている。

神木隆之介(30)は「すごいですね。札幌というと(大泉と安田所属の)TEAM NACSが強いですからね」と、大泉の出演情報を聞き、驚いた。山崎監督は「金子さんは先見の明があった」と感心していた。