お笑いコンビ、ナイツの塙宣之(45)が22日までにYouTubeチャンネルを更新。自身が審査員を務める「M-1グランプリ」に関する若手コンビへのドッキリ企画で炎上していた件について謝罪した。

塙は11月14日放送の冠ラジオ番組「ナイツ ザ・ラジオショー」(ニッポン放送)で、自身が会長を務める漫才協会に所属するお笑いコンビ、ミーナに対し、YouTubeチャンネルの企画として「M-1の決勝戦で今年から漫才協会の枠が1枠増える」というドッキリを仕掛けたことを告白。同コンビはM-1出場を確約されたと信じ込み、プレッシャーに押しつぶされそうな状態だったが、塙は落選したときにネタバラシをしようと考え、そのまま“泳がせ”ていたという。

結果、2回戦で敗退したミーナに遅れてネタバラシをしたことで激怒させてしまったとし、ネット上でも塙に対する批判の声が相次いでいた。

今回、塙はミーナの喜助、ATSUSHIの2人とともに動画に出演し、「私の軽率な企画でいろんな方面の方が嫌な気持ちになってしまった。一番申し訳なかったのはミーナに対してちょっとうまくできなかったということで結果的にミーナが大変な思いをしてしまった。あらためて本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。撮影していたドッキリ動画については、各所と相談した結果“お蔵入り”とすることが決定したと報告し、嘆くミーナに対し、「そんな思いをして、せめてそれ(動画公開)で『おいしい』ってなったらよかったんですけど、何を言ったって俺が100%悪い」と頭を下げた。

塙は「本当に反省してる。本当に気をつけなきゃいけないと思った。こういう企画をやるときに、今までと違う立場だし、ましてやM-1の審査員なんか俺、決まってるわけでもないわけだから、傲慢(ごうまん)だったなと思った」と神妙な面持ち。今回の件でATSUSHIの妻が激怒していることを知らされ、「本当にごめん。最低の人間です。そして最悪な結果です」と平謝りだった。

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