大みそかの「第74回NHK紅白歌合戦」（午後7時20分）の初日リハーサルが29日、東京・NHKホールなどで行われた。

初出場組を含め、国内外の人気アイドルグループが男女ともに大集結。オープニングからエンディングまで多数のキラキラアイドルが登場し、年の瀬を華々しく盛り上げる。

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白組からは男性8人組グループStray Kidsや、男性13人組グループSEVENTEENと、国内外で絶大な人気を誇るK－POPグループが初出場。紅組からもNiziUやLE SSERAFIMらK－POP勢や、乃木坂46、櫻坂46ら大人気グループも続々と登場し、ステージを華やがせる。さらに“レジェンドアイドル”でもある伊藤蘭（68）の「キャンディーズ50周年紅白SPメドレー」も控えている。

今年は特にアイドルグループの出場が耳目を集める紅白だ。創業者ジャニー喜多川氏（19年死去）の性加害問題の影響で、SMILE－UP．（旧ジャニーズ事務所）所属タレントの出場が第30回（79年）以来44年ぶりに「ゼロ」となった。長年紅白に貢献し視聴率を支えてきたジャニーズタレントの穴は大きい。一方で、例年の紅白とどのような違いが生まれるのか、自然と注目もされている。

この日、韓国の5人組ガールズグループNewJeansが特別企画で初出場し、今年国内外のチャートを席巻してきた「Ditto」などをスペシャルメドレーとして披露することも発表された。ジャニーズ「ゼロ」の、異例の紅白。紅組白組問わず、アイドルの躍動がカギとなる。