明石家さんま(68)が、20日夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」で、昨年12月30日に亡くなった歌手八代亜紀の歌声を「忘れられない」としのんだ。

八代さんは、さんまの番組にたびたび出演し、親交があった。

「(八代さんの)おうちにも、番組で行かせていただいたり、八代さんも『さんまちゃん大好き』言うてくれてね。ほんと、ショックでした。去年から、ほんと、周りで人が亡くなっていく。寂しいと言えば寂しい…」とも語った。

そんな八代さんは、NHK「明石家紅白」の第1回ゲストだった。

「それまでも私の番組にも出てもらってたし、からくりTVとかもね。それで第1回ゲストで出てもらって、舟歌の替え歌でね。おれは、司会者席にいて、歌詞の『お酒は~』って。あれが、すっごい返りで、スピーカーの都合もあるんやろうけど、声量ってこんなに! って。これが歌手かっていう…」

八代さんの心にも、耳にも響く歌声を「かっこよかったなあ。ほんま、今も耳に残ってる。胸に残ってる。あれは忘れられない。味わったことない」などと振り返っていた。