女優生田絵梨花(27)が、4月10日にソニー・ミュージックレーベルズからファーストEP「capriccioso」(カプリチョーソ)を発売することが21日、分かった。洗濯機を眺めながら浮かんだ鼻歌から生まれたリード曲「Laundry」や、影響を受けたアーティストだという藤井風の「ガーデン」のカバーなども収録。コロナ禍を機に独学で始めた作詞作曲作も多く、個性や魅力を詰め込んだ一作を届ける。

22日に27歳の誕生日を迎えた生田が、ソロアーティストとして本格始動する。幼少期から励むピアノのほか、ミュージカルへの出演、昨年12月にはディズニー100周年記念作「ウィッシュ」の主人公の日本版声優を務めて劇中歌も歌うなど、実力は多方面で高い評価を受けてきた。ソロでのライブ活動は乃木坂46卒業後の22年から始めており、昨秋には全国ツアーも完走。今回の発売にあたってコメントも寄せ「歌うこと、ピアノを弾くこと。それは小さい時から続けてきた、自分の人生になくてはならないものです。こうして皆さまの元に自分の楽曲たちを届けられる日が来ることになり、とても感慨深い気持ちです」と喜びを語った。

タイトルは音楽用語で「気ままに」などという意味があり「かちかちに決められたことをやったり守ったりするのではなく、はみ出してみたり音で遊ぶような感覚を大事にしたい」という思いなどを込めた。ピアノの音色も美しいジャズテイストの「Laundry」やステイホーム期間に初めて作った「No one compares」など収録曲の詳細は後日発表予定。