離婚と再婚を発表した米サンフランシスコ在住のタレント野沢直子(60)が25日、自身のブログを更新。人生初となるアルバイトを始めたことを明かした。

野沢は「離婚の流れから、クレジットカードの借金かさんじゃって、その返済のため、還暦にしてバイト始めた件ですが」と書き出し、今まで「芸能界の仕事しかしたことなく、何の資格もない私は、とりあえず手っ取り早くできる」という理由から、「ドアダッシュ」というフードデリバリーサービスの仕事を開始したと報告。「最初はげんなり、めっちゃいやいや始めましたが、これが半ばヤケクソで、エンジョイ、て笑顔でデリバリー渡してみると、サンキューて言われて、夜にピザデリバリーの時とかイェーイとかすごい笑顔で喜ばれちゃって」と、初めての芸能以外の仕事を楽しむ様子をつづった。

治安の悪いエリアにあるホテルへの配達では、エレベーターに“ジャンキー系”の男性が乗り込んできたことで身の危険を感じて警戒するも、「おじさんが『え?4階行く?このエレベーターは3階と4階のボタンを同時に押さないと動かないよ』て教えてくれて」と親切にされたエピソードをつづり、「レイプされる、と思った私、死んでお詫びしろ。笑」とユーモアを交えて自虐した。

フードデリバリーのほかにも、高級ペルシャじゅうたん店での接客などのアルバイトも経験したといい、「この仕事やってみて、気がついた。私、接客業向いてるわ。爆笑」と、自身の新たな一面を発見。また、子ども関係の仕事をしているという娘からの紹介で託児所でのアルバイトも決まり、ベビーシッターの仕事にも「一歳半の子、1時間くらい抱っこしてるとさすがに腕が死んできたけど、どうにか出来たし、子供かわいい」と満更でもない様子。「来月から週5で午前中託児所、週3で午後はじゅうたん屋のスケジュールになりそうです」とつづった。

野沢は22日にブログで、93年に結婚したバンドで知り合った米国人男性ボブ・リンプと離婚調停中と明かし、成立後に別の日本人男性「トラ」と再婚する予定であることを発表。家のローンなどを払うためにアルバイトを始めたことも報告していた。