元モーニング娘。中澤裕子(50)が、28日放送のTBS系「週刊さんまとマツコ」(日曜午後1時)に出演。福岡移住による心境の変化を語った。

中澤は12年に第1子を出産。夫の仕事の都合と今後の子育てを考えて14年に福岡に移住し、現在はローカルタレントとして活躍する。

20代はモー娘。初代リーダーとして多忙な時期を過ごし「女性として欠けているところもあったし、毎晩飲み歩いていて」と回想。「家に帰るにはビールを買って帰らないと気が済まなくて、みんな未成年だから夜の街に行けないんです」と振り返った。

また「ビールを持って帰っているところを別の事務所の社長さんに目撃されて、密告されてしかられて」と苦笑い。そして「お酒は飲むわ、タクシー乗るわは当たり前と思っていた私が、人に優しくなれるようになった」と移住による変化を語った。

福岡移住により「人間になれた」とも言い、「なんで人間になれたかと言うと、お母さんになってそれじゃいけないなという芽生えがあった」と母親になってこれまでの生活を省みたという。「子供授かって娘を生んだ瞬間に、私この子の親になるために生まれてきたんだと思った」と話し、「産声聞いた瞬間に、東京やない!と思った」と笑わせた。