演歌歌手川野夏美(43)が13日、東京・港区のライブハウス「南青山 MANDALA」で、ギターの弾き語りライブを行った。

コロナ禍から本格的にギターを始めた。それまでは「やりたいと思っていても部屋にギターを飾っていただけ」だったが、ギター教室に通い、メキメキと腕を上げた。この日は22年6月に続く2回目。ギタリスト近野真一氏のサポート受けながら、約1時間半で18曲を披露した。

選曲は「基本は自分が好きな曲。そしてお客さんに喜んでいただける曲と皆さんと盛り上がりたい曲。ほとんどが初挑戦です」。カバー曲を中心に歌い、弾き語りでないのは自身の新曲「裏窓の猫」の1曲のみ。「自分の曲は弾けないんです」と笑わせながら、持ち歌だけに堂々の歌唱っぷりだった。

本番前には「『夢先案内人』のイントロがすごく緊張する。震えています」と緊張気味だったが、本番ではしっかりと成長ぶりを示した。

98年11月に「あばれ海峡」でデビューして26年。「これからも面白いことをして、進化をし続けて、多くの人に楽しんでもらいたい。私自身が楽しむ姿を見せることで皆さんに楽しんでもらえれば」。

バレンタインデーの前日だと指摘されると「正直、忘れていました…」と言いながら「ギターのことばかり考えていた。今年も色気のない2月をすごしそうです。でも頑張ります」と笑い飛ばした。