「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」など、日本を代表する少年漫画の第一人者として知られる、漫画家の鳥山明さん(とりやま・あきら=本名同じ)が、3月1日に亡くなった。68歳だった。連載していた「週刊少年ジャンプ」(集英社)の公式サイトで8日、発表された。

突然の鳥山さんの訃報に、テレビ局各局は対応に追われた。

「ドラゴンボール」のテレビアニメ版を放送していたフジテレビ系は「ぽかぽか」(月~金曜午前11時50分)生放送中に対応。午後0時5分ごろニュース速報が流れた。ゲストの川崎麻世と秋川雅史らトーク中、テロップで「漫画家の鳥山明さん(68)死去 『ドラゴンボール』の作者」と伝えられた。同局はテレビアニメ版の「ドラゴンボール」を1986年2月から89年4月まで、「ドラゴンボールZ」を89年4月から96年1月まで放送していた。

NHKはこの日正午スタートの「NHK NEWS」で鳥山さんの訃報を伝えた。午後0時14分頃、糸井羊司アナウンサーが「今入った情報です」と切り出し「週刊少年ジャンプの公式ホームページによりますと、漫画『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』で知られる漫画家の鳥山明さんが亡くなったということです。68歳でした」と読み上げた。テロップ速報でも「漫画家の鳥山明さん死去 68歳 『DRAGON BALL』などで人気」と速報した。

TBS系は「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)内で午後0時時16分頃に対応。キャスターが訃報を読み上げた。MC恵俊彰(59)から話を振られたタレント上地雄輔(44)は「めちゃくちゃ世代です。サインも頂いたことあって。びっくりしました」と絶句した。

テレビ朝日系は「大下陽子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)では午後0時35分頃、日本テレビ系は「ヒルナンデス!」(月~金曜午前11時55分)では午後1時35分頃、それぞれキャスターが訃報を読み上げて伝えた。

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