3月末で脚本家、放送作家を引退する鈴木おさむ氏(51)が21日、X(旧ツイッター)を更新。自身にとって地上波連ドラ最後の脚本を務めたテレビ朝日系連続ドラマ「離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-」が全話通算3000万回再生を突破したことを喜んだ。

「ドラマ『離婚しない男』の配信、最終話まで、3000万再生突破しました! 地上波最後の連続ドラマで、このような結果を残せて、正直、ホッとしてます」と切り出した。

続けて「話題にならなければ、辞めるべくして辞めるおじさんになってたんで。出演者、スタッフ、見てくださった方々、本当にありがとうございました!最幸」と締めくくった。

16日の最終回当日に開催された「最終回直前!! 特別試写会&NG無し!囲み取材会」に登場した鈴木氏は「どうにか最後にトータル3000万回再生とか行けたら、いいニュースになると思っています」とコメントしていた。同イベントに登壇した岡谷綾香役・篠田麻里子(38)も「一生懸命全力でぶつかる機会をいただけた作品なので、娘にも胸を張って見せたいと思っています」とのコメントを残していた。

主人公の妻役を演じる篠田の体当たり演技がX(旧ツイッター)で話題となり、「篠田麻里子」がトレンド入りした。第1話では不倫相手役の小池徹平と濃厚なキスを交わし、キャミソール姿やランジェリー姿を披露している。第2話では、椅子に座っている篠田が、不倫相手の小池からパンティーをずり下げられ、「あ~」と奇声を発する1シーンが注目を集め、篠田の“新境地”が話題となっていた。

同作は今年3月31日をもって32年間活動してきた放送作家業と脚本業から引退することを発表した鈴木おさむ氏が地上波連ドラ最後の脚本を務める。大竹玲二氏の同名人気漫画が原作で、妻の不倫を目撃して離婚を決意した、伊藤淳史(40)演じる主人公が、娘の親権を得るべく弁護士や探偵らとともに奮闘する物語。