MLBアナリストの古内義明氏(55)が22日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。違法賭博で約6億7500万円の借金を負ったことでドジャース大谷翔平投手(29)の通訳水原一平氏(39)をドジャースが21日に解雇したことについて、今後予想される事態についてコメントした。

古内氏は「私、2000年代にニューヨークに住んで、恵さん、ごぞんじだと思うんですけど」とMC恵俊彰(59)に話しかけ「バルコスキャンダルというのがあった。バリー・ボンズ(ジャイアンツ)がシーズン最多(本塁打)73本を打った(2001年)んですけれども、禁止薬物をつかっていた。ジェイソン・ジアンビ、ゲイリー・シェフィールド(ともにヤンキース)も疑惑でみられた」と話した。

さらに「27人が起訴されて、メジャーリーガーも5人入っていた。陸上競技ではマリオン・ジョーンズもいた。これはサンフランシスコの地元紙がスクープして、その後、NYタイムスが追いかけた」と話して「何が言いたいかというと、米国のメディアは常に追いかけていくということ。これは氷山の見えざる一部分かもしれない」と語った。

そして古内氏は「いろんな側面が考えられると思う。もっと踏み込んでいうと、そういう疑惑のあった人間、賭博をやっていた人間を大谷選手サイドがですね、ドジャースと雇用契約を結ばせた、ってことになったら、ドジャースが水原さんを訴えるという可能性も出てくる」と話した。