米カリフォルニア州で弁護士資格を持つ村尾卓哉氏が25日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)にリモート生出演。大谷翔平投手(29)が所属するMLBドジャースから解雇された通訳の水原一平氏がやっていたとされる違法賭博について解説した。

スポーツ賭博は米国の38州で合法化されているが、カリフォルニア州では違法になっている。その上で、村尾氏は違法賭博業者のマシュー・ボーヤー氏の名前を引用し「ボーヤー氏がやっている賭博事業は、カリフォルニア州法ではなくて連邦法、国全体の法律に反しているので違法という意味です」と解説した。

MC宮根誠司は「アメリカで合法なところでも、許可を取ってやっているんだけど、ボーヤー氏は許可を取っていないでやっている。それがさらにカリフォルニア州であるってことですね」と補足した。

それを受け、村尾氏は「仮に適法な州でやっていたとしても、ボーヤー氏の賭博場は違法」と語った。

大谷については、通訳だった水原一平氏が違法なスポーツ賭博で少なくとも450万ドル(約6億7500万円)の借金を負い、大谷名義の口座から胴元に振り込まれていたことが発覚した。これにより水原氏はドジャースを解雇された。大谷の弁護士は「巨額の窃盗被害を受けた」との声明を発表した。

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