MLBアナリストの古内義明氏(55)が25日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)にリモート生出演。大谷翔平投手(29)が所属するMLBドジャースから解雇された通訳の水原一平氏がやっていたとされる違法賭博について解説した。

一連の報道によると、水原氏は野球賭博はしてないという。古内氏は「水原さんは野球賭博をしていませんと。ただし、7億円近い借金を(違法賭博業者の)ボーヤー氏にしてるわけですよね」と切り出し「ということは、あの投手が調子悪いとか、あの選手がケガをしているとか、インサイダーの取引があったのか、ないかっていうことも今後の事件に関与してくると思います」と語った。

MC宮根誠司から「そうするとディスカウントしてやるとか、言いかねない人たちってことでしょう?」と問われた古内氏は「そうなんですよ、これは非合法なので。基本的にアメリカのスポーツギャンブルは前払いなんですよ。誰が何に賭けたというのは、分かるんですよね。これは非合法だと、自分のつくったギャンブルの借金をギャンブルで取り戻そうと思ったんですよね」と解説した。

大谷については、通訳だった水原一平氏が違法なスポーツ賭博で少なくとも450万ドル(約6億7500万円)の借金を負い、大谷名義の口座から胴元に振り込まれていたことが発覚した。これにより水原氏はドジャースを解雇された。大谷の弁護士は「巨額の窃盗被害を受けた」との声明を発表した。