BS-TBSは27日、東京・赤坂の同局で定例社長会見を行った。伊佐野英樹社長は、関口宏(80)が司会を務める、来月スタートの新番組「関口宏のこの先どうなる!?」(日曜正午、4月21日スタート)について言及した。

「関口宏のこの先どうなる!?」は専門家の頭脳をよりどころに視聴者の不安を解きほぐし、未来へ導くヒントを提示する未来予測番組。この番組では「AI」「医療」「環境問題」「食の安全」など気になる話題すべてをテーマに、世界が抱える“今”の問題と、生活および日本の“未来”をひもといていく。司会は関口、オブザーバーは未来予測研究家の川口盛之助氏が務める。

伊佐野社長は「関口さん自身も週末の番組を通して未来を学んでいきたいと意気込んでいます。4月からは『土日の昼は関口宏』ということで」とアピールした。

続けて「関口さん独特の『わからないことをわからない』と伝え、解説を引き出す、視聴者に優しい手法があると思っています。未来の事もわかりやすい言葉に変換してくれることを期待しています。誰が見ても勉強になるよう、優しい番組になっているのではと思います。『サンデーモーニング』を見てくれた視聴者が見てくれることにも期待。若い方にもこの先、どうなるのかを見て頂けるように刺さるような番組にしたい」とした。

関口は36年半にわたってTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)の司会を務めた。「サンモニ」は4月7日放送回から、フリーアナウンサー膳場貴子(49)が司会に就任。関口時代からの“信頼のバトン”を引き継ぎながら、子育て世代の女性に交代し、広い世代に刺さる番組を目指す。TBS龍宝正峰取締役は「関口宏さんのこれまでのレガシーを継承して新たな『サンデーモーニング』がスタートします」とした。