元オリックス外野手でタレントのパンチ佐藤(59)が27日、フジテレビ系「ぽかぽか」(月~金曜午前11時50分)に出演。登録名のパンチについて、イチロー外野手(50)とセットだったことを明かした。

MCハライチ澤部佑(37)から「(イチローと)どんぐらいかぶってたんですか」との質問に「3年だね」と話し「ロッカーも隣同士でね」と語った。

そして「僕なんか小さいときから野球やってるからさ、ユニホームの着こなしであったり、走る姿をみるだけで『あっ、こいつ違う』って分かるよね」と語って「僕なんかはヘタクソだったけど、みんなが昼寝しているときに、みんなが遊んでるときにコツコツ努力してプロ野球選手になったタイプ。イチローはウサギと亀でいえばウサギ。それが昼寝しないんだもん。そりゃー抜かれるよ」と言葉に力を込めた。

人気と力のある選手について「今は大谷翔平くんだもんね。その前はイチロー選手だったんだけど、鈴木一朗、って名前だと、当時の監督(仰木彬)が『鈴木か。日本ハムの鈴木(慶裕=外野手)近鉄の鈴木(啓示=投手)か、西武にも鈴木(健=内野手)っているぞ。これはインパクトがほしい』ってことでイチローをユニホームの背中にだそう」と当時の仰木監督がコーチと話し合ったというコトだった。

ただ問題があって、当時のイチロー選手には実績がなかったことが問題だったようで「『なんでイチローばっかりひいきして』ってことになっちゃうから」との理由から「『そうだパンチがいるじゃないか』ということになった。そのときに佐藤、って5人いたの。それでパンチパーマだったから、僕がパンチに。それで『イチロー&パンチ』で売り出そうってことになったんですよ」と話した。

94年に同時に改名したけれども、イチローは頭角を現して主力選手になり、一方、パンチでの登録はこの年だけで引退することになった。