音楽プロデューサーのつんく♂(55)が6日、大阪・東大阪市にある母校近畿大学の入学式に、プロデューサーとして登場した。

新型コロナウイルスの感染拡大に見舞われた20年の中止、21年のオンライン開催、22~23年の2部制での開催を経て、5年ぶりに約8000人の新入生が一堂に会した。

昨年に続き入学式の総合プロデュースをするつんく♂は「桜も満開で最高です。1回に集中できて良かったし、その分、立ち見席くらい混んでたので、まじコンサートみたいでしたね」。ギターのピックを新入生に投げ込むなど会場の雰囲気にノリノリ。「おとなしい時期もあったんですが、コロナも抜け出して、学生さんが高校生の時にため込んでたものをどばーっと吐き出してるような、そんな気迫を感じます」と笑顔を見せた。

学生に向けて「夢はでっかいほど良い」とエール。自身も近大在学時は「日本一のミュージシャンになる」との夢を抱いていただけに、「でっかいでっかい夢を抱いて、自分信じて突き進んでください」と新たな門出を祝っていた。