NHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜午前8時)の第6話が8日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、昭和7年。晴れて「明律大学女子部法科」に入学した寅子(伊藤沙莉)のクラスには女子の憧れの的の華族令嬢・桜川涼子(桜井ユキ)や留学生の崔香淑(ハ・ヨンス)らがいる。「女性に弁護士資格が認められる法改正はまもなく」という学長の言葉や、穂高教授(小林薫)との再会もあり、やる気に胸を膨らませる寅子。新入生案内が終わり、張り切る寅子に、男装の山田よね(土居志央梨)は「ヘラヘラしてうっとうしい」と言い放つ。

女学校には個性的な面々がそろい、ネットも反応した。

X(旧ツイッター)には「今週も、ワクワク」「お察し案件」「涼子様素敵よ」「桜井ユキ カッコいい」「寅子のほうを見もしない記者」「それぞれにクセ強なキャラいっぱい登場してきた…」「男装の麗人」「富士子ねえさん素敵よー!」「地獄の雰囲気を変えようと必死な寅子に男装の麗人がー!」「『「ねえ 私って ヘラヘラして鬱陶しいですか?」』」「女学校編面白いな」「なんとなくいいこと言った風な感じで逃げた」などとコメントが並んだ。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。