見上愛(23)が8日、東京・テアトル新宿で行われた初単独主演映画「不死身ラヴァーズ」(5月10日公開)完成披露上映会で「すごい不思議なパワーを持った作品」と観客に太鼓判を押した。

「不死身ラヴァーズ」は漫画家・高木ユーナ氏の、同名漫画の実写化作品で、松居大悟監督(38)が出会いから10年で映画化を実現した。見上が劇中で演じた長谷部りのは、劇団EXILE佐藤寛太(27)演じる甲野じゅんと幼い頃に出会い、中学生になり、ついに後輩で陸上選手のじゅんと再会し「好き」と思いをぶつけ続け、やっと両思いになった瞬間、じゅんが消えてしまう、という役どころだ。

見上は「私自身、この映画を見た時、結構、元気がなかったんですけど、見終わった後、メチャメチャ元気になった。すごい不思議なパワーを持った作品だと思っているので、暗いニュース、悲しいことも多いですけども、ちょっとでも皆さんの生活に光をともしてくれたら、こんなうれしいことはない」と作品をアピールした。そして「初単独主演と銘打っていただいちゃって…それは一生、ない言葉じゃないですか? 私も憧れていた松井さんと、こんなすてきなキャストだったり1人、1人、すてきな人が集まった中、撮影し、公開を迎えられるのが、すごくうれしい」と近づいている公開を心待ちにした。